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1/5/2005 Note Taking Technique
全ての人に当てはまるかどうかはわかりませんが、日本の学校教育では必須と思われるこの「Note Taking」というテクニックをまったく教えていないと思います。教師が黒板に書いたことを端から端まで書き写すことで全てが解決すると思われているのでしょうが、そういった作業だけでは、肝心な考える力も身につきません。このコンテンツでは、実際にアメリカの大学などで指導されている手法をご紹介いたします。今後の人生においても役に立つと思いますので、子供も大人も参考にして欲しいと思います。 ノートをとるという行為は・・・ 授業中に自分で思いついたことがらや理解したことを書きしるして、後日の自習に役にたつものを残すのが、ノートをとるという行為の意味です。実際、われわれの脳はいつまでも記憶として、それらを残してくれない場合が多いので、必須の技術といえましょう。授業を聞いていないからわからない、のではなく、何も残していないから思い出せないというケースが多いのです。教師によってやり方は異なると思いますが、授業は前回の復習からスタートするケースが多いはずです。ノートをとる技術がしっかりしている人は、その復習の短い時間ですら、自分の書き落としたポイントを確認するだけの余裕が生まれ、さらなる積み重ねに備えることが可能となるのです。また、しっかりしたノートをとっている生徒は、自宅に帰って復習する際に、それらを整理して保存するという行為をあわせて行えば、後日、友人たちと集まってさらに書き落としたポイントが無いかどうかをお互いに確認し、さらに完璧なものを作り上げることができるでしょう。 実践のために・・・ 単に、先生が黒板に書いたものを写すだけではなく、その言葉もしっかり聴きましょう。そして、聴きながら自分なりに要点やそれをサポートする事例などを書き記すという行為が要求されます。書いている途中にもある程度整理ができれば、さらに効果的です。それから、教科書の扱いですが、余白を利用してどんどんメモを書き込んでいきましょう。私の友人に、いつもノートを持参しない生徒がいました。彼は教科書の余白にいつもなにやら書き込んで、涼しい顔をして授業を受けていました。それでも、他のただ先生が黒板に書いたことを書き写すのに必死になっているだけの生徒よりもテストの点数は上であることが多く、不思議に思っていました。要するに大事なことは教科書に書かれていることが多いのですから、その大事なところに印(この場合は傍線や下線)をつけて、先生の口から出た解説を頭の中で整理しつつ、理解したことをさっと書いておくというわけです。後日自習をするにしても、専用のノートは持っていませんが、教科書を読みながら、自分のメモに目を通すだけで良いわけです。電車の中でも教科書だけ開けば、さっと勉強ができるわけです。教科書を手にとって、ノートを膝に載せながら、電車内で必死に暗記している学生を見かけることがありますが、教科書とノートを交互に見なくては勉強ができないわけで、非常に不便そうです。効率という点で、教科書に書き込むのはもっとも有効なノートでしょう。教科書に何かを書き込むという行為を嫌う子供もいますが、落書きとは次元が違うということを認識すべきです。 では、どうやって効果的なノートをとるのでしょうか? 基本は簡単です。 1.理解したことを自分の言葉で書き記す 2.自分の知らないことを書く 3.必ず日付と教科書のページ番号などの情報を併記する 4.大きなポイントがあれば、それをサポートするディテールを併記する 最後にもっとも大切なことを挙げておきます。 5.集中する これらの基本さえ押さえれば、あとは実践するだけです。そんなに難しい話ではありませんよね?では、授業中にとったノートを後日のために生かす方法です。つまり、せっかく集めた知識の断片を整理するのです。 1.最低一度でも目を通す 2.整理しきれなかったところを間違いを修正しつつ整理しなおす 3.あとで気がついたことがあれば書き足しておく これくらいのことができれば、もう問題ないでしょう。全ての学科に対して同様のことをやっていたら、とても時間が足りない!と思う方もおられるでしょうが、授業中にしっかりとノートをとっていれば、一科目あたりの作業時間が短縮されますので、さほど苦にならないことが多いのです。さらに、しっかりとしたノートは、後の人生の中でも役に立つこともあるでしょう。言われたことだけをやっても、勉強をしている気分になれますが、文字で記録を残すこともわれわれ人間の特権です。また、ノートをとる際に整理したり理解するように努力することで考える力も同時に育まれますから、一石二鳥でしょう。 ここではスタイルについては記述いたしませんが、ノートのスタイルというものも確かに存在します。自分に合う方法、あるいは科目にあった方法を取捨選択して、実際に使っていくことが大事です。そのスタイルについては・・・実際に教室に来てレッスンを受けていただければご説明する機会もあると思います。 |